高知の山のてっぺんへ
高知の山のてっぺん、陶芸家小野哲平さんの窯焚きから先週戻ってきました。
滞在制作も兼ねて窯出しまでの12日間もお世話になり
哲平さんの弟子時代の話、ものを作る事とは、作為と無作為などみんなと輪になって議論し濃ゆい時間を過ごしました。
一緒に滞在していた作家さん、お弟子さんともの見せ会もあり、強化合宿のような毎日。
自分への問いかけにわからないことばかり。
うまく表現できなくてもどかしく、どうしてそうなのかと考え話しているうちに答えが引き出されたり。
あまり人には出していない部分の意見交換ができたように思います。
苦手な所にはどうしても蓋をしてしまうのですが
そこのところ開いてゆきたいです、私。
本の中で見ていたゆみさんの美味しい手料理はどうやって生まれるのか、
見て聞いて一緒に食べて笑って大家族みたいだったな。
哲平さんの大皿はそのお料理をどんと受けとめる。
力がある。
悩み戦いぬいてきたその先にしか生まれないもの。
自分がどうなりたいか、どんな作品を作っていきたいか課題とともに
この先の未来についても向き合える貴重な経験となりました。
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